WRO(World Robot Olympiad)エジプト大会カイロ県代表決定!

突然ですが、WRO(World Robot Olympiad)をご存知ですか?

昨年インドで開催された、国際大会では日本の高校生が1位、エジプトが2位に輝きました。

今回は、息子が参加しているWRO(World Robot Olympiad)について紹介します。

WRO(World Robot Olympiad)とは

WROは自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストです。

世界中の子どもたちが各々ロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競うコンテストで、市販ロボットキットを利用することで、参加しやすく、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、国際交流も行われます。

引用:NPO法人WRO Japan

WRO開催の目的

World Robot Olympiad brings together young people all over the world to develop their creativity & problem solving skills through challenging & educational robot competitions.

教育的なロボット競技への挑戦を通じて、彼らの創造性と問題解決力を育成します。

引用:NPO法人WRO Japan

エジプト大会について

エジプトでは、各団体が主催するロボット教室から参加者が集まります。

小学生・中学生・高校生がWRO Egypt決勝大会への出場権をかけて競技を行いました。

息子の参加したカイロ県大会小学生部門では、22チームの内、7チームが決勝大会へ出場。

決勝大会で優勝すると11月にコスタリカで行われる国際大会へ出場できます。

今年の競技ルール

部門ごとに細かいルールがあるので、詳しくはWROの公式ホームページをご覧ください。

WRO Japan 2017競技ルール

大会の様子

カイロ県大会でのロボット競技の様子は、立ち入り禁止のため見ることができなかったので、閉会式の様子を紹介します。

日本では最初に司会者が進行を始めますが、エジプトではざわついた会場内に突然エジプト国歌が流れ、会場内全員が起立しました。

まとめ

毎回100点をとるロボットでも、ご機嫌が悪いと0点になることが多々あり、最後までドキドキさせられるロボット大会。

3回の挑戦ができるのでプログラムを修正し、最終ラウンドで100点をとって大逆転することも可能です。

しかし、自分達で考えて地道に練習してきたチームは、プログラムを修正することができますが、ただ覚えてきたチームは0点のまま終わります。

頑張った分だけ成果が目に見えて結果に反映されるところが魅力です。

明日の決戦大会の報告もお楽しみに!

この記事を書いた人

りむ

沖縄県出身エジプト在住。
小学生の頃から常に夢をもち、目標設定を繰り返しながら人生を切り開く生き方を貫く。
「何歳になってもチャレンジできる。学ぶことに終わりはない」をモットーとし、子育てをしながら日本とエジプトの架橋「グローバル公民館」や個人メディア「りむラボ」を運営している。