一億人の国民を一瞬にして虜にしたサッカー選手「モハメド・サラー」に学ぶ諦めない心の磨き方

2018 FIFAワールドカップ ロシア アフリカ最終予選が行われ、エジプト代表とコンゴ共和国代表が対戦しました。

W杯出場が決まる試合は、ホームのエジプトでの開催。

朝から大盛り上がりのエジプトでは、国旗を販売する人や、国旗を窓に掲げる車両を多く見かけました。

今回は、サッカーに興味がない私(@RimuLab)でも心と体が奮い立ったあの感動の瞬間を生み出したモハメド・サラーの行動に学ぶ “諦めない心の磨き方”についてご紹介します。

試合の背景

勝てばW杯出場が決まるエジプトは、後半に入ってモハメド・サラーが先制点を奪いました。

W杯出場に一歩近づいたエジプトでしたが、コンゴ共和国に同点ゴールを決められてしまいます。

その時のモハメド・サラーがとった行動がエジプト国民を感動の嵐に巻き込んでいます。

モハメド・サラーがとった行動とは

動画の内容は以下の解説をご覧下さい。

相手のゴールが決まった瞬間に地面に崩れ落ちる。

ショックのあまり起き上がれない。

頭を抱え込む。

現実ではないとは思いたいモハメド・サラー。

周りを見渡すと現実がそこにある。

目の前の現実を自分ですべて受け入れるしかない。

立ち上がりたいが立ち上がれない。

自分の足を両手で叩き、ズボンを掴んで自らの体を起こした。

その時ちょうどボールが彼のもとへ。

しかし、体と心が追いつかない。

悲しいけれど最後までチャレンジするしかない。

大声で叫び全ての負の感情を吐き出す。

気持ちを切り替え、手を大きく広げチームメイトを励まし始める。

終了間際にチャンス到来。

アディショナルタイム5分、PKを獲得。

ボールを両手で持ち願いを込めるモハメド・サラー。

最後の力を振り絞りゴールを決めた。

試合後のモハメド・サラーが語った真実

サラー

2日前からPKでゴールを決めて勝利することを予測していたので、作戦を練っていました。

今回のシュートはその作戦通りでした。

歴史に残る物語は事前の準備と心構えが備わっている

今回のモハメド・サラーの行動は60年後、100年後もエジプトで語り継がれる歴史に残る瞬間になりました。

短い時間の間に、挫折、自分の気持ちを整理、気持ちの切り替え、チャレンジすることの選択、そして成功を掴み取ったモハメド・サラー。

事前に試合の流れをイメージトレーニングして作戦を立てていたからこそ成功を手にすることができました。

モハメド・サラーに学ぶ諦めない心を磨くための3つの方法

  • できると思えばできる、できないと思えばできない

相手にゴールを入れられ一瞬途方にくれましたが、すぐに気持ちを切り替え、できると信じて戦い続けました。

  • 決して諦めない姿勢が、新しい流れを生み出す

チームメイトを励まし諦めずにチャレンジした結果、新しい流れを掴み優勝という結果に繋げました。

  • 自己暗示をかける

相手のチームにゴールを決められた瞬間に地面に崩れ落ちましたが、自ら起き上がり“大丈夫”と気持ちの切り替えを行いました。

諦めそうになったっ時「大丈夫、大丈夫」と繰り返えして自己暗示をしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

サッカーに興味のない私でもゴールが決まった瞬間、心と体が奮い立ちました。

肝心な時に結果を出すためには、日頃から心と体を鍛えておき、事前の準備をすることが成功への近道だと改めて実感させられました。

一瞬にして一億人の心を掴んだモハメド・サラー。

サッカー好きのエジプト人が28年間待ち続けたW杯出場の夢を叶えてくれました。

成功を手にするまで諦めず心と体を鍛えてみませんか?

この記事を書いた人

りむ

沖縄県出身エジプト在住。
小学生の頃から常に夢をもち、目標設定を繰り返しながら人生を切り開く生き方を貫く。
「何歳になってもチャレンジできる。学ぶことに終わりはない」をモットーとし、子育てをしながら日本とエジプトの架橋「グローバル公民館」や個人メディア「りむラボ」を運営している。