化粧水を使っていますか?
洗顔のあとは、化粧水をつけて、肌の調子を整えるというのがスキンケアの常識になっています。
健康な肌は、皮脂と水分のバランスがよく、自然に肌の潤いを保つことができます。
しかし、年齢を重ねるごとに徐々に減っていく水分。
女性なら誰でもいつまでも綺麗で潤いのある肌でいたいと思うものです。
私(@RimuLab)もその一人です。
化粧水の正しい役割を理解して、潤いのある美肌を手に入れましょう。
今回は、エジプトで購入できる材料を使った手作り化粧水の作り方をご紹介します。
化粧水の役割
化粧水は、洗顔によって汚れとともに失われた肌の水分を補給して、肌を柔らかくする働きがあります。
そして、次に使う美容液、乳液、クリームを、効率よく浸透しやすい状態に整えます。
手作り化粧水の材料
材料は、「水」と「グリセリン」の2種類です。
- グリセリンとは
食品添加物として、甘味料、保存料、保湿剤、増粘安定剤などの用途があます。
咳止めシロップ、うがい薬、練り歯磨き、石けん、ローションなど幅広い製品に利用されています。
グリセリンは水溶性で水に溶けやすく、化粧水やクリームなど、さまざまな化粧品に加えることができます。
また、保湿作用や肌を柔軟にする作用があります。
- 精製水とは
蒸留や濾過やイオン交換などの手法で濃度を上げた、比較的純粋な水です。
エジプトでは、グリセリンと精製水は薬局で購入することができます。
手作り化粧水の基本的な作り方
濃度5%のグリセリン化粧水の場合


- エジプトで購入した精製水 1袋 50ml
- グリセリン 2.5ml
※グリセリンの量は、エジプトの薬局で飲み薬を買うとついてくる下の写真のような計量カップを利用して計ることができます。
補足!
※肌の乾燥や好みに合わせてグリセリン量を5%~10%まで増やすことができます。
※防腐剤を配合していないので、少なめにつくって早めに使い切るのがおすすめです。
ローズウォーターで手作り化粧水を作ってみる
精製水をローズウォーターに変えて作っています。
濃度5%のグリセリン化粧水の場合
材料
・精製水 100ml
・グリセリン 5ml
※濃度10%の場合はクリセリン10mlを加える。
化粧水の作り方
- 事前に手を洗います。
- 容器を消毒します。
- 容器にすべての材料を入れて混ぜ合わせたら完成です。
補足!
- 容器は、中身が見えて熱湯消毒もできる、透明な耐熱ガラス瓶がおすすめです。
- 1~2週間を目安に使い切ることをおすすめします。
- 肌状態や体質によっては、グリセリン化粧水を使用することで、かゆみや赤みがでてしまう場合があるかもしれませんので、心配の方は、必ずパッチテストを行ってから使用しましょう。
パッチテストの方法
① 入浴後、腕の内側などの目立たない部分にグリセリン化粧水をつけて、そのまま丸1日かゆみや赤みなどが出ないか様子を見ましょう。
※かゆみや赤みなどが出た場合は、グリセリン化粧水の使用は控えましょう。 [
まとめ
これからの乾燥する季節は、保湿ケアが重要です。
健康な肌は、皮脂と水分のバランスがよく、肌の保湿機能が備わっているため、化粧水はいらないという意見もあります。
しかし、肌質や肌の状態によって自ら肌を潤す機能が低下している方は、化粧水やクリームで肌の保湿を行うことをおすすめします。
化粧水の後は、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐために乳液やクリームなど油分でふたをすることを忘れずに。